保存刀剣 NBTHK Hozon 品番No-sw10604 価格 200,000円(JPY)
刃長:23.8cm(七寸八分半) 反り:0cm 元幅:2.3cm 元重:7mm 目釘穴:2 時代:室町時代中期 産地:備後国 体配 :平造、庵棟 刃文:互ノ目乱、足入る 肌:板目肌地沸厚く付く
特徴:備後の国三原派は、遠く南北朝期前後に、大和国高野山領の荘園の大田庄があった関係で、尾道港の周辺の寺の門前に、大和手掻派の刀工が常駐し、作刀が広まったと伝わっている。室町時代に三原、木梨庄、貝の地名をいれた作品が見られるようになり、三原の場所とは現在の三原市は、当時海の中で、現在の三原市とは違う場所 であったと思われる。可能性が指摘されているのは、当時、この地方を支配していた杉原氏の居城 木梨の鷲尾山城下から、現在の太郎谷をくだった、中野町の川沿いが最近の研究で、可能性が高いと思われる。又、貝は、地名ではなく、屋号で、姓は藤原という苗字を使用している。現在の貝ヶ原という地名と強引に理由づけした 論文が発表され、一時期、貝ヶ原説が有名になったが、検証の結果、根拠の無い学説である。表題の短刀は、まだ中国山地の鉄山を尼子氏が支配する前の材料状態の良い時代の作品、銘に正奥と崩し字で銘が入れてあるが、最近の研究で興の崩し字ということが判明し、刀剣保存協会の保存鑑定書も追認した形となっている。全体の 姿が、なかご重ね厚く、手元に重心を置き、刃の中央が内反り風となる、通称 たけのこ反りの姿、室町中期の腰刀の典型的な姿、刃紋は穏やかな、互ノ目と、湾れ刃を交えた品の良い刃紋で、約500年ほど前の作品です。
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